日本人の一定割合は初対面の人の名前を検索したりしません。

  川崎の男子中学生殺人事件について、まずは被害者の方に哀悼の意を表します。

 

  この事件において、私が「電凸から世界を救う方法」で指摘したとおり、バカたちが事件に無関係な方を犯人と決め付けてプライバシーを暴いてさんざん攻撃したそうだ。有害なバカというよりほかに形容のしようがない。仮に加害者の関係者であってもそもそも私刑は許されない。そのために法があるのである。無関係な方であればなおさらだ。

  さて、このようなバカは救いようがないし、前に述べたとおりこれらバカが現実で力をふるえないようにすることが重要である。

  一方で、「バカは2ちゃんねるの中だけで活動してろ」と私が彼らのネットでの活動を許容しているのは、今後は、そういう無意味な情報・検索結果は参照されなくなっていくであろうからだ。ネットの中だけであればまだましなわけだ。

  今回、犯人だと濡れ衣を着せられてネットでプライバシーを暴かれた方が、「外を歩くのが怖い」という趣旨のことを述べていた。実際そのとおりであろうが、気休めにすぎないかもしれないが1つだけ指摘しておきたい。事実かどうかわからない検索結果に左右される人間はもはやどうしようもありません。しかし幸いなことに、日本人の一定割合は、会った相手の名前を検索にかけることが決してない人たちです。それら、検索にかけない・検索結果に左右されない人とだけ、つき合っていけばよいのです。これまた幸運にも、そういった人の割合は今後増えていくでしょう。